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バイシクルケア講座 | 「バイシクルケアＡtoＺ」シリーズ

ヘルメットのキズ対策 編

私事で恐縮ですが、つい先日自転車用ヘルメットを新調しました。

サイクリストにとってヘルメットは頭部を守る大切な装備ですが、サイクリングの途中で休憩する際には意外とぞんざいに扱ってしまう場面も。

ヘルメットにとってはあまり好ましくない置き方ですが、みなさんも一度や二度はやったことありませんか？

ということで、新しいヘルメットがキズだらけになってしまう前に当店自慢のプロテクションフィルム『Syncshield（シンクシールド）』を施工してキズ対策をすることにしました。

自転車用の『シンクシールド』には『ベーシックシート』や『クランク用』など多くのバリエーションがありますが、今回はその中の『シンクシールド Bタイプ』を使ってみます。

本製品はフリーカットで使用する350mm×420mmという大判サイズなので、ヘルメットやフレームなど大きめな面積の施工にうってつけです。

なお、『シンクシールド』は専用の施工液を使用する水貼りタイプのフィルムです。施工には別売りの『施工液』と『ラバースキージー』が必要なのでこちらも忘れずに用意します。 それでは早速施工してみましょう！

まずは施工エリアを決めます。今回はヘルメット置いた時に一番キズが付きそうな、この部分に施工することにしました。

施工エリアを覆うのに十分なサイズをざっくりと切り出したら、一番上の保護フィルムだけを剥がします。

『シンクシールド』は上から順番に『保護フィルム』『本フィルム』『台紙』の3層で構成されています。

丸いシールが貼ってあるツルツルした面が保護フィルムなので裏表を間違えないように注意してくださいね。

保護フィルムをヘルメットの施工エリアにあてて、油性マジックで切り取る形状の型を取ります。

型が取れたら、保護フィルムを一旦戻して3層まとめて切り出します。

ハサミやカッターは切れ味の良い物を使った方がキレイに仕上がりますが、刃物を使う時は怪我をしないように気を付けてくださいね。

今回は施工部分の通気孔を避けて2ピースにしてみました。

必要な形状に切り出したら、いよいよ貼り付けです。

ゴミなどが混入しないようにヘルメットの施工面をキレイにしたら、ヘルメットとフィルムの粘着面に施工液をたっぷり噴き掛けます。

ここで施工液をケチると粘着面にゴミや手の指紋が付く原因になるので、施工液はこれでもかってくらい大量に噴き掛けちゃいましょう。

本フィルムを施工位置に乗せたら、ラバースキージーを使用して水抜きします。フィルムの中心から外に向けて少しずつ施工液を押し出します。

水抜きの際は施工液を一気に抜こうとせず、少しずつ丁寧に作業を繰り返すのがポイントです。

フィルム表面でスキージーが滑るように、常に施工液を吹き付けながら行うと作業しやすいですよ。

施工完了です！ フィルムが透明なので、どこに貼ってあるのかパッと見ではわかりませんよね。

でもプロテクションフィルムが貼ってある安心感は想像以上。きっと施工していただければこの気持ちを実感していただけると思います。(^-^)

シンクシールドの施工については、動画で施工手順を詳しくご紹介しています。

自動車ヘッドライト用プロテクションフィルムの施工手順をご案内した動画ですが、これがかなり参考になると思いますので是非ご覧ください。

それでは、次回もお楽しみにー！

■ ご紹介の製品について

自転車用プロテクションフィルム Syncshield『シンクシールド Bタイプ』

サイズ：350mm×420mm

詳細は〈こちら〉

『シンクシールド専用施工液』

シンクシールドの貼り付け作業専用の施工液です。

詳細は〈こちら〉

 

『ラバースキージー(ハード・小)』

プロテクションフィルム貼り付けに作業用スキージー。狭く細かな箇所への貼り付け作業も容易です。

詳細は〈こちら〉

 

 

幸せなサイクルライフ・・・

私たちにお手伝いできることがあれば幸いです。